ゲストハウス金魚家から龍安寺~仁和寺~南禅寺へ(京都一人旅~2日目 ~)
前回のあらすじ
~2日目~
寝起きに今後の予定を布団の中で考える。
龍安寺に行った後の事、いつ帰るかすらも考えていない状態だった。
「自由過ぎたか?」
少し焦る気持ちもあったけど
「まっ!あした帰ればいいな!」
完璧すぎる結論
今日、泊まるゲストハウスをスマホで探し、予約をいれ京都2日目がはじまった。
朝の涼しい風が足取りを軽く、バス停へと向かわせた。
「あららららぁー!バスが来ない。」
30分バスを待って、ようやく龍安寺に向かうバスが来たけど、金閣寺にも向かうバスで乗車率130パーセント超え
一人も乗れるスペースが無い!仕方ないから歩いて行くか~
弱気な思いと同時に、旅らしくていいんじゃないか!と変な希望の光が心にさしていた
修行のように龍安寺へと歩む決意を固める。
風が気持ちよく、ひたすら歩く事も苦ではなく、心地のよい修行と割りきる。
ようやく到着して園内へと入っていき、ここから石庭まで歩く修行
なんのために作られたか分かっていない15個の石がある石庭。
この石庭の意味は見る人にゆだねられてある。
無心でただぼんやりと座って眺めていた。
白い砂利はとってもマブシイ
つくばいというものらしい
銭形で、和の心を象徴しているものだ。
一つ家においてみませんか?
石庭の後ろのふすま
和です。
布団ひこうかな
仁和寺を目指しひたすら自分の足で歩く
こっちだよ!
どうやら矢印にそって進めばいいらしく、親切な感じが好感度UP
龍安寺から、結構歩いた気がするが到着!
って門が小さくないか?
圧倒的な力強さを放つ仁王門
どうやらマップで確認すると、東門から入って来てしまったらしい。
矢印の好感度がかなりダウン
南庭は常にキレイに整えてあるようで
環境維持ご苦労様です。
仁和寺で一番好きな景色
絶景過ぎて布団引いて寝てもいいですか?
不思議な雑念にとらわれてしまう。
蓮の花も静かに咲いている。
ひっそりと自分の人生の花も咲かせたいもんだ。
(暗っ!!)
敷地内にある五重塔が木々に囲まれている。
高過ぎて近くに行くと、まともな写真はとれません。
人にも建物にもある程度の距離感が必要だと僕は、心のさとりを開きました。
深い歴史を感じながらも、カフェでひと休みしたいという、雑念が強く出てしまい負けてしまう。
アイスカフェオレを探す旅が今はじまった。
「カフェオレどこじゃい!」
しばらく歩き、強烈な雑念とともにカフェオレ探しのゴールへとたどり着いた。
個性的な店内のワンダーカフェ
オリンパスの古いカメラ
お洒落だな~!とカメラでカメラを撮影
個性的な店内に飽きることなく
ブログも個性が大事らしい!
キノコクリームパスタセット
角切りのゴロゴロしたベーコンがアクセントかなりうまいし量も味も大満足!!
セットのアイスカフェオレ
コーヒーの味も苦味も残り完璧すぎる
このバランス感は家でも再現したい
大満足で店を出て駅まで歩く
地下鉄乗って南禅寺へ
渋くても堂々と存在感放ってます
柱が太く力強い‼
木漏れ日が眩しい昼下り
平和な時間をお過ごしください。
神様っていますかね?
庭園を観てみると光と影が一つの作品になっていて、ただ立ち尽くし景色を眺めた。
ヘトヘト今日のゲストハウスへ向かおう!
心地いい疲労感を感じながら今日のゴールへと向かって行った。
一人を感じさせないゲストハウス
入口を発見
多くの旅人がここを訪れ、メッセージを黒板へと残している。
もとは呉服屋の倉庫だったとかこちらも驚く。
世界各国、それぞれの言葉で旅の想いが書いてある。
評細情報はこちら
ドミトリー3600円 タオル・バスタオル無料、なんと耳栓もくれる!
大爆音のいびきの人もたまにいるらしい
旅をしてきた、ご主人の気の利く気配りに感謝です。
それに旅に関する事など気さくに話してくれるので、とっても興味深く聞き入ってしまい、あっと言う間に時間は過ぎた。
初対面のゲスト同士をきちんと結んでくれる、もう一度行きたいと思うゲストハウス
ここで出会った仕事に絶望を覚える23歳の自衛隊員の別れ際の
「また来ます!」
その一言がそれをものがたっている。
三日目へつづく