パチンコスロット辞めたいって?辞めたきっかけ
街の通りや商店街の中にまであるパチンコ店
ネオンがキラキラして人を引き付ける魅力を放ちます。
夜の街灯に集まる虫のように、僕もふらふらと吸い寄せられ20歳の時から5年間パチンコに行ってました。
行くきっかけとなったのは、仲が良かった人に興味本位で面白いか聞いて何となくその日に一緒に行ったのが始まりです。
それから仕事終わりの金曜日なんて何度パチンコ店へと行ったことか!
この時からスーパーフライデーは始まってました。
パチンコって辞めたくても辞めれない、暇な時に行きたくなってしまうんですよね。
行けばお金増えるんじゃね?
ワクワク感と虹色に光る光景が頭の中にフラッシュバックされます。
財布のお金が空っぽになった時の気分
コンビニのATMから、50000円引き出してパチンコ店へ向かったあとに飲み込まれ消えてしまう事もありましたが、
ホント!死にたいくらいの絶望感が襲ってきます。
このお金で何が買えたのか?どこに行けたんだろう?
波のように現れては消える複雑な思い
お金をドブに捨てるのと一緒ですからね。
クソ過ぎて本当にどうしようもなく、自分自身の弱さに完敗でした。
あの時の衝撃が自分を見直すきっかけとなる
三年前、新台入れ替えの時にパチンコ店に来た僕は、この台をはやく打ちたい!と思いずっと新台のそばを行ったり来たりしてました。
「早く打ちたいなぁ~お金が無くなればこの人は帰るしかない」
ハイエナのように後ろでヨダレをたらして待ちます(笑)
しばらく待っているとチャンスが来ました
待ちに待った新台と遊べる時間です。
が
ここで強烈な勢いで割り込まれ間一髪で台を取られました。
この割り込んだ人の表情を今でも覚えていますが
狂気が体から染みでて、目はキョトンと一点を見つめ無言でした。
そんな表情にオレもなっているのか!?
絶対なりたくない。
そう思いながらも、新台に座りたい思いは抜けず30000円がきえました(笑)
カス野郎ですホント!
あの表情をどうしても忘れられない。
しかし、それ以来パチンコに行きたい思いより、あんな表情に絶対なりたくない!という思いが勝りはじめました
けど暇な時に行きたい気持ちが生まれてくるんですよね。
そして、なんとなくギャンブルについて調べていたある日、下のような文を見つけてしまうんです。
人は誰しも、不安や緊張を和らげたり、嫌なことを忘れたりするために、ある特定の行為をすることがありますが、
それを繰り返しているうちに脳の回路が変化して、自分の意思ではやめられない状態になってしまうことがあります。
これが、依存症という病気です。
周囲がいくら責めても、本人がいくら反省や後悔をしても、また繰り返してしまうのは脳の問題なのです。
決して「 根性がない」とか「意志が弱いから」ではありません。依存症は、条件さえ揃えば、誰でもなる可能性があり、特別な人だけがなるわけではないのです。
依存症は特定の行為を自分の意思でやめたり、減らしたりできない病気です。
引用:厚生労働省
自分は病気なんだなとハッキリと実感させられました。
ショックでしたよ!
だけどハッキリしてなんだかスッキリしました。
お金を使うなら笑顔が生まれる事に使う。
この病気絶対治してやる!絶対にもう二度と行かんからな
強い思いを抱くと支えになります
確かに、思いを抱いても行きたくなる時期はあったりしましたし行きました。
けど思いを抱く前よりは遥かに行く回数はしだいに少なくなり、行くのがバカらしいと心から思える事も増えました。
行く寸前の最期の最後に玄関で立ち止まるんですよね。
今現在、行かなくなったのも自分は奇跡だと思うし、ひょっとしたら今も通っていたかもしれません。
病院やカウンセリングも行くこともなく治せたのは奇跡です
ただお金をつかうなら大切な人と美味しいご飯を食べにいったり、自分がやってみたい事に使えばいい。
僕は、乗ってみたい思いから、バイクの免許もそうして取りました(笑)
ただのバカです。隠すつもりもありません。
やりたい事にお金を使えていますか?
笑顔がうまれる使い方を僕はしていきます。